テレビドラマや映画、CMなど幅広いジャンルで活躍を続けている松嶋菜々子さん。
『GTO』『やまとなでしこ』『家政婦のミタ』など数々のヒット作に出演し、その演技力と品のある美しさで多くの人々を魅了してきました。
今回は松嶋菜々子さんの若い頃を振り返り、現在の活躍に至るまでの変遷をお届けいたします!
【画像】松嶋菜々子は若い頃美人!
10代(1983年~1993年)
引用元:YouTube
1973年、神奈川県横浜市出身の松嶋菜々子さん。神奈川県内の高校在学中、16歳でモデル事務所の社員からスカウトされ、芸能界入りのきっかけをつかんだ松嶋さんは、芸能界への強い思いを抱くようになります。両親は当初この道に反対していたそうですが、彼女は粘り強く説得し、自らの意思で芸能活動をスタートさせました。
松嶋さんが一気に注目を集めたのが、1991年(当時17)に放送された日本マクドナルドの「てりやきバーガー」キャンペーンCMでした。ナチュラルで親しみやすい雰囲気と、キラリと光る存在感が話題となり、まだ新人ながらも大きな注目を浴びました。
上のYouTubeはこの時のものです。初々しくて、可愛いですよね!
#松嶋菜々子 さん #旭化成 キャンペーンガールなったんだね
— B a c i ˗ˏˋ Color Works ˎˊ˗ 🌱Producer (@AgencyBarchi) October 8, 2021
92年ご本人のキャッチコピーはバブル破壊の時代を反映してバブル期に流行ったボディコンに対抗した「ハートコンシャス サンプレイ」というもの ん?
現在のプロフィールを見ると身長173cmになってる 伸びたんだね笑 どちらにせよ背高っ! pic.twitter.com/oeIX5oYAxu引用元:X
1992年の松嶋菜々子さん(当時18)はまさに“飛躍の年”で企業キャンペーンに次々と起用されていきます。
まず大きな話題となったのが、「旭化成せんいキャンペーンモデル」への選出です。当時、若手の登竜門とも言えるこのポジションは、将来を期待される美しさと品格を兼ね備えた存在に贈られるもので、松嶋さんはその第17代に選ばれました。
この活動の一環として、人気バラエティ番組『なるほど!ザ・ワールド』にも出演しました。水着姿で登場する彼女の姿に、世間からも「新たなスターの誕生」との声が上がりました。
さらに同年、アサヒ飲料のイメージガールにも起用され、モデルとしての人気と影響力を確実なものにしていきます。
上のX画像は当時の松嶋菜々子さんの紹介記事です。若さが弾けていますね!
引用元:TBSショッピング
松嶋菜々子さんは1992年、TBSドラマ『社長になった若大将』(上画像)で、ついに女優として本格デビューしました。モデルからテレビの世界へと活躍の場を広げ、芸能界での地盤を着実に固めていきました。
この時松嶋さんは、「自然体で、等身大の自分を見てもらいたい」とコメントしており、その率直さと落ち着きは当時から変わらず、多くのファンから支持されていました
松嶋菜々子さんの10代後半は「スターへの助走期間」、その透明感と芯の強さは、すでにこの頃から多くの人の心に残っていたのです。

松嶋さんは高校時代はどんな感じだったんだろう?

高校時代は人前に立ちたくなくて、なるべく目立たないようにしていて、自分からは動けないタイプだったんですって。オーディションで何回も落ちたりするうちに、黙っていないで伝えよう、表に出そうと心がけるようになったとおっしゃってるわ!
20代(1993年~2003年)
引用元:NHKアーカイブス
1996年、松嶋菜々子さん(当時22)は、NHK朝の連続テレビ小説『ひまわり』でヒロイン(上画像)に抜擢されました。主にモデル活動をしていた彼女がマネージャーに勧められて挑戦したオーディションで、まさかの合格に本人も驚いたそうです。
当時は演技経験も浅く、現場では立ち位置からセリフの言い回しまで、すべてイチから指導を受けたそうです。最初はカメラから外れてしまうような失敗もあったとか。半年ほどで少し余裕が出てきたものの、逆にスランプに陥る場面もありました。しかし長丁場の撮影を乗り越えたことで、「やりきれた」という自信を得たそうです。
この朝ドラでの経験が、松嶋さんを本格派女優へと大きく成長させた原点となりました。
引用元:映画.com
1998年、松嶋菜々子さん(当時24)は映画『リング』(上画像)で初主演を務め、女優としての評価を大きく高めました。原作は鈴木光司さんのベストセラー小説で中田秀夫監督と脚本家・高橋洋さんの手により、ジャパニーズホラーの金字塔として映像化されました。
松嶋さんは呪いのビデオの謎に迫る記者・浅川玲子を演じ、恐怖に直面しながらも真相を追い続ける姿を、繊細かつリアルに演じきりました。その演技力が高く評価され、第22回日本アカデミー賞・優秀主演女優賞を受賞しました。作品も大ヒットを記録し、“ジャパニーズホラー”という新たなジャンルを世界に知らしめるきっかけとなりました。
『リング』は2002年にハリウッドで『ザ・リング』としてリメイクされるほどの社会現象になり、松嶋さんの名は、この作品を通じて国内外に広く知られることとなりました。
引用元:amazon
2000年、松嶋菜々子さん(当時26)はフジテレビ系ドラマ『やまとなでしこ』(上画像)で主演を務め、視聴率30%超えの大ヒットを記録し、“視聴率女王”としての地位を確立しました。
彼女が演じたのは、貧しい家庭に育ったゆえに「お金こそすべて」と信じ、玉の輿を狙うキャビンアテンダント・桜子です。合コンを武器に理想の男性を探す姿はコミカルでありながらも、切なさや人間味があふれ、多くの視聴者の共感を呼びました。
見た目の華やかさだけでなく、心の機微を繊細に表現した松嶋さんの演技力が光る作品となり、彼女の代表作として、今もなお語り継がれる名作となりました。

松嶋さんは他にはどんなドラマに出演していたのかな?

「GTO」「救命病棟24時」「魔女の条件」「百年の物語」など、平成を代表するドラマが目白押しよ!どれも未だに語り継がれているわね!
30代(2003年~2013年)
引用元:FOD
2001年に結婚、出産を経て一時休業していた松嶋菜々子さんが、女優として見事に復帰を果たしたのが2005年(当時31)ドラマ『救命病棟24時』第3シリーズでした。
天才外科医・進藤一生(江口洋介)と共に、大地震で生活機能が麻痺した東京で、救命救急医として人々の命を救う緊迫した医療ドラマです。政府が発表した「今後30年以内に首都圏で70%の確率で直下型地震が起こる」という現実を背景に、震災の被害者と医療従事者の奮闘をリアルに描いています。
松嶋さんは復帰作でもその演技力と存在感を遺憾なく発揮し、多くの視聴者に再び強い印象を残しました。
引用元:ORICON NEWS
2011年10月、松嶋菜々子さん(当時38)はドラマ『家政婦のミタ』で、単独主演としては11年ぶりの連ドラ主演を果たしました。無表情で機械的な家政婦・三田灯役に挑み、平均視聴率25.2%、最高視聴率は日本のテレビドラマ史上歴代3位タイとなる40.0%を記録し、社会現象を巻き起こす大ヒットとなりました。
松嶋さん自身もこの役に対して強い意欲を持って臨んでおり、「今回、ついに今まで誰も知らなかった松嶋さんの恐ろしい一面を見ていただけると思うと、楽しみです」と語っています。役作りへの真剣な覚悟が感じられますね。
また、撮影現場では共演者の熱演をしっかり受け止め、特に最終回の長谷川博己さんのぶっつけ本番の長セリフにも柔軟に対応し、共演者との信頼関係も深く、ドラマの完成度を高める原動力となりました。
『家政婦のミタ』は、松嶋菜々子さんの新たな魅力と演技力を世に知らしめた代表作となり、彼女の覚悟と熱意が多くの視聴者の心を掴んだドラマでした。

「家政婦のミタ」の続編は作られないのかな?

松嶋さんは当初は続編に否定的だったけど、2022年には前向きな意欲を示していて、ファンの期待も高まっているわよ!
40代以上(2013年~)
引用元:NHKアーカイブス
2019年、NHK連続テレビ小説100作目として放送された『なつぞら』で、松嶋菜々子さん(当時45)はヒロイン・なつ(広瀬すず)の育ての母・柴田富士子を演じました(上画像)。かつて『ひまわり』で朝ドラヒロインを務めた彼女が、今度は“母”として帰ってきたことに、多くの視聴者が感慨深さを覚えたのではないでしょうか。
松嶋さんは「100作目の朝ドラにふさわしい作品になるよう、ヒロインを温かく包む家族として真っ直ぐに演じたいという気持ちがありました」と覚悟を持って臨んだことも明かしています。
作品中での富士子は、なつを優しく受け止め、時には厳しくも見守る包容力あふれる存在として、多くの視聴者に深い感動を与えました。母としての新たな表現に挑戦し、これまでのキャリアを活かしながらも、また一つ新たな扉を開いた印象的な作品となりました。
引用元:NHKアーカイブス
2023年に放送されたNHK大河ドラマ『どうする家康』では、松嶋菜々子さん(当時49)が徳川家康の母・於大の方(上画像)を演じました。家康の成長を支える母として、時に厳しく、時に優しく見守る存在です。
松嶋さんはこの役について、「ときに鉄の心を持って厳しいことを言ったり、お尻を叩く存在だと思っています」
と語っており、母親としての愛情と厳しさのバランスを大切に演じたことが伝わってきます。
長年にわたって多彩な女性像を演じてきた松嶋さんだからこそ表現できる、芯の強さと包容力を兼ね備えた於大の方は松嶋さんの新たな代表作といえる役どころになりました。

これまで大河ドラマ出演は他にもあるのかな?

2002年にNHK大河ドラマ「利家とまつ」で唐沢寿明さんとW主演でまつ役を演じているわよ!
【画像】松嶋菜々子と反町隆史との馴れ初めは?子供の名前や学校は?
松嶋菜々子と反町隆史との馴れ初めは?
引用元:フジテレビ
1998年の大ヒットドラマ『GTO』での共演が、松嶋菜々子さんと反町隆史さんの出会いとなりました。型破りな教師・鬼塚英吉役を演じた反町さんと、冷静で優しい教師・冬月あずさ役を演じた松嶋さん。劇中での息の合った演技が「本当にお似合い」と話題になり、次第に私生活でも距離を縮めていきました。
撮影現場では、お互いに真剣に役に向き合う姿に惹かれ合い、交際へと発展、4年の交際を経て、2001年に結婚を発表しました。まさに「ドラマがきっかけで生まれた本物のラブストーリー」として、当時多くのファンの祝福を受けました。
引用元:サンスポ
結婚から20年以上が経った今も、松嶋菜々子さんと反町隆史さんは“芸能界きってのおしどり夫婦”として知られています。2004年には第1子となる長女、2007年には次女が誕生し、家庭では2児の母として、仕事と子育てのバランスを大切にしながら、温かい家庭を築いてこられました。
お互いに俳優としてリスペクトし合い、それぞれのペースで活躍を続ける姿が印象的です。公の場で家庭について多くを語ることは少ないものの、メディア関係者の間では「いつも穏やかで安定した関係を築いている」と評されており、互いに干渉しすぎず、信頼し合って支え合う姿勢が長年の結婚生活を支えているようです。
子どもの成長に合わせて、松嶋さんは一時期仕事をセーブした時期もありましたが、その後も主演作を次々と成功させ、女優としての地位を揺るぎないものにしています。一方の反町さんも近年は『相棒』などでの活躍が目覚ましく、夫婦それぞれが輝き続ける姿は、多くの人の憧れとなっています。
2024年「GTOリバイバル」(上画像)として松嶋さんは夫で主演俳優、反町隆史さんとと22年ぶりにドラマ共演して話題となりました。

「GTO」の続編はこれまで無かったのかな?

1999年にGTOスペシャル版があったわよ。ドラマの中でも松嶋さんと反町さんは恋人同士になっていたわ!
松嶋菜々子の子供の名前や学校は?
引用元:日刊ゲンダイ
松嶋菜々子さんと反町隆史さんのお子さん(長女・次女)に関する情報ですが、プライバシーを非常に大切にされているご夫妻の方針により、名前や詳細なプロフィール、写真等は公表されていません。
ただし、いくつかの報道によると長女は東京都内の名門私立小学校に入学後、インターナショナルスクールに通っていたとされ、その後スイスの全寮制の名門インターナショナルスクールに留学したという報道もあります。
次女も海外留学中と言われており、子育てが一段落したからこそ、2024年の夫婦共演ができたと言われています。

お2人は家庭をとても大事にしているんだね?

反町さんは「家族と過ごす時間は何にも代えがたい」と語っているし、松嶋さんも「子供たちの成長を近くで見守れることが何より幸せ」とおっしゃっているわ。お子さんが巣立った今は夫婦の時間を大切にしているのだと思うわ!
松嶋菜々子のプロフィール・SNS
引用元:oricon news
プロフィール
- 名前:松嶋菜々子(まつしま ななこ)
- 本名: 野口奈奈子
- 生年月日:1973年10月13日
- 年齢:51歳(2025年6月現在)
- 出身地:神奈川県横浜市
- 血液型:A型
- 趣味:料理、映画鑑賞
- 特技:書道、ピアノ
- 所属事務所:セブンスアベニュー
SNS

松嶋さんの得意料理は何なのかな?

シフォンケーキやシチューがお得意らしいわ。レシピ通りに丁寧に作るそうよ!