女優、タレント、司会者として活躍を続けていた岡江久美子さん。
情報番組『はなまるマーケット』ではメインパーソナリティーを17年半務めてきました。
今回は岡江久美子さんの若い頃を振り返り、現在の活躍に至るまでの変遷をお届けいたします!
【画像】岡江久美子は若い頃美人!
10代(1966年~1976年)
引用元:文春オンライン
引用元:スポニチ Sponichi Annex
岡江久美子さんは東京・世田谷区の田んぼに囲まれた町で育ちました。幼少期から1人でお芝居ごっこをしたりして遊んでおり、親御さんが教育熱心で色々と習い事をしていました。
中学校で最初に入った軟式テニス部は、岡江さんには合わずを退部し、演劇クラブに入部をしました。発声練習を中心に活動によく取り組み、アルプスの少女ハイジのクララ役を務めたこともあります。
お芝居好きな岡江さんにある時、転機が訪れます。
1973年(17歳)、高校2年生の時に『水滸伝』のヒロインオーディションを行われることを目にした岡江さん。結果的には落選をしましたが、そこの事務所の方に「芝居の勉強をしてみないか?」と言われたのがきっかけで芸能事務所に所属をしました。
その後、1975年(19歳)にテレビドラマ『お美津』でデビューを果たしました。上の画像1枚目はその当時のもので、2枚目は『お美津』に主演した際の岡江さんです。どちらもとても美人ですよね!
演技がまだ苦手であったことに共演者の方は目をつぶってくれたものの、遅刻しないことと、セリフを覚えることの2点だけは守るように言われていたそうです。ドラマに出演者の中で最年少だったことから、ベテランの俳優さん達にとても可愛がってもらったそうです。

岡江さんはデビュー作のときには初めての演技だったんだよね!
セリフはどうやって覚えたんだろう?

当時は若さと必死さで何とかしたみたいだね!
連想で覚えたり、お風呂など誰もいないところでブツブツ覚えたりもしていたみたい!やはり並々ならぬ努力をしていたんだね!
20代(1976年~1986年)
引用元:文春オンライン
岡江久美子さんはジャズシンガーとしても活躍をしていました。
1980年代前半にはジャズシンガーを目指して、何度かテレビ番組でも歌っていました。1982年4月(25歳)に発売されたジャズアルバム『YES, I FEEL』では、岡江さんが好きなジャズシンガーの曲を選び、カバーをしました。
1980年代は歌手の秋本奈緒美さんが“ジャズ界の百恵”と呼ばれ、音楽界に勢いがあった時代でした。当時岡江さんも、レコード会社などから「曲を出しませんか?」というオファーを受けたのがジャズシンガーとしてデビューするきっかけでした。
歌手活動は本作のアルバムのみで、岡江さんがジャズシンガーとして活躍していたことは世間ではあまり知られていません。
引用元:Yahoo!ニュース
1985年(29歳)には、江戸川乱歩原作のテレビドラマ『黒真珠の美女』(1985年・テレビ朝日)に出演をし、当時の大スター・天知茂さんと共演をしました。
天地茂さんは明智小五郎役でしたが、岡江久美子さんは天地茂さんに抱っこをされて何メートルも歩くシーンではとても緊張をしたそうで、当時は減量までしたそうです。
天知さんの素顔は役柄と違い、とても気さくだったそうで撮影は緊張しながらも楽しく行えたそうです。

岡江さんはジャスシンガーとして活躍している時に曲だけではなくジャケット写真へのこだわりも強かったんだって?

そうみたい!ジャケットの撮影は、岡江さんはアートディレクターのように全部を仕切っていたみたい!表情やライティングはテスト撮影の段階から「ここをもうちょっとこうした方がいいよね」「この角度はどうかしら?」などと、細かい指示を出していたみたい!
妥協せず最善を尽くすのはプロ意識がとても高いだね!
30代(1986年~1996年)
引用元:PR TIMES
引用元:ナタリー
1991年(35歳)から1999年(43歳)にはTBSで放送されたホームドラマ『天までとどけ』に大家族の母親・丸山定子役として出演をし、この作品で日本中から愛される存在となりました。
『天までとどけ』は岡江久美子さんの代表作のひとつで、岡江さんは8男5女の13人の子供を育てる母親役として出演しました。昼ドラマとしては異例の最高視聴率19%を記録する大ヒット作となり、8年間にわたり全8シリーズを数える人気ドラマとなりました。

『天までとどけ』はテレビで再放送はされていないのかな?

2020年に動画配信サービス『Paravi(パラビ)』で第1シリーズ、全60話を独占配信していたみたいだね!
これまで1度もDVD化されていなくて、近年、 目にする機会もなかった作品を観れた機会があったのは貴重だね!
40代以上(1996年~)
引用元:スポニチ Sponichi Annex
岡江久美子さんは、1996年(40歳)~2014年(58歳)までの17年半もの間、『はなまるマーケット』の総合司会を薬丸裕英さんと共に務めたことで全国区で朝の顔となりました。
当初は数ヶ月間のつなぎ番組の予定だったが、総合司会の2人の軽妙なやり取りが予想外に好評だったため、急遽番組継続が決定したといいます。
放送を1000回迎えた頃、岡江さんはこう話していました。
『優しさや愛が根本にある番組を作っていきたい。これを見て、前向きな、はなまるな午後が送れたらいいですね』
不況で日本に閉塞感が漂い始めた1990年後半〜2000年代に、お得な情報を届けて暖かい家庭のような雰囲気のある『はなまるマーケット』は時代にマッチしたのかもしれないですね。
引用元:PR TIMES
岡江さんは1975年(19歳)から2020年(64歳)までの45年間、製薬会社の全薬工業にCM出演をしていました。風邪薬『新ジキニン顆粒』やカルシウム剤『カタセ』シリーズなど数多くの医薬品の広告塔として活躍をしました。
特に風邪薬のジキニンシリーズのCMでは「ジキニンでじきに治って!」は岡江久美子さんの定番のフレーズでしたね。

娘の美帆さんは、はなまるのスタジオに行ったことがあるんだよね?

何度かあるみたいだね!お母さんの姿を見るたびにすごいなと尊敬していたみたい!岡江さんはいい意味で力まず繕ろわない性格で、どこのスーパーが安いか比べて買ったりするような方だったみたいだね!
【画像】岡江久美子と旦那の馴れ初めは?コロナ感染・重症化の原因は?
岡江久美子と旦那の馴れ初めは?
引用元:PR TIMES
岡江さんは1983年(当時27歳)に俳優・司会者の大和田獏さんと結婚をしました。2人が出会ったきっかけは大和田さんがレギュラー解答者として出演していたNHKの『連想ゲーム』でした。
出会った当時の岡江さんの印象を、大和田さんは過去のインタビューで次のように語っています。
「その前からドラマに出ている彼女を見ていて、僕の好きな“楚々とした日本女性”の印象が強かったんですね。でも初めて会ったとき、『よろしくねっ!』という感じで、全然イメージと違った。あれぇ、楚々じゃないじゃん、なんだよ、こいつ、みたいな(笑)。その意外性がかえって僕の興味を引いてしまったのかもしれません」
引用元:婦人公論.jp
2013年11月(当時57歳)には理想の有名人夫婦『いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー2013』に大和田獏さんと岡江久美子さんが選ばれました。
「夫婦の形は、以前からベタベタせず、かといって仲が悪いわけでもなく、という感じです」(大和田さん)
「私たち夫婦は性格が正反対なんです。常に刺激を求める無鉄砲な私と、石橋をたたきすぎて壊してしまうほど慎重な夫。それがかえってよかったのかなあと思いますね。近頃はとくに夫がいてくれるだけで安心できますもん」(岡江さん)
お2人は夫婦円満の秘訣について聞かれてそれぞれそう答えていました。受賞した2013年は結婚30年目だったそうで、2人は芸能界を代表するおしどり夫婦として知られていました。

大和田獏さん、岡江久美子さん夫妻がパートナー・オブ・ザ・イヤーに推薦された理由って何だったんだろね?

一般の方からの推薦理由で目立っていたのは「裏表のない明るいカップル」「お2人とも、お互いを尊重しながら助け合っている様子」などが上がっていたみたい!投票総数1万3,697件が集まったみたい!
岡江久美子のコロナ感染・重症化の原因は?
引用元:毎日新聞
岡江久美子さんは2020年4月に新型コロナウイルス感染による肺炎のため、63歳で亡くなりました。
岡江さんは2019年(当時63歳)の末に初期の乳がんと診断をされており、手術を受けていました。
術後はゴルフができるまでに回復していましたが、2020年1月末から2月半ばまで放射線治療を継続されていました。因果関係は不明ですが、免疫力が低下していたのが、重症化した原因だと思われます。

大和田獏さんと娘の美帆さんは亡き岡江久美子さんが後押ししたユニットを組んで活動しているんだって?

父娘ユニット『ばくみほ』というユニットを組んで難病や障害のある子らのもとに出向き、音楽会を開いたり、歌や物語を届けているみたい!
ユニット名は2人の名前を取ってばくみほで、その真ん中にいる『くみ』は、岡江久美子さんで、夫と娘の活動を後押しする役割みたい!
2023年6月に結成して、美帆さんは以前から障害のある子供向けの活動を続けていて獏さんを誘ったみたい!美帆さんは「私たちも悲しい思いをして、人の温かさが身に染みた。だからこそ母の死を無駄にせず、何かできないかと思った」と岡江さんの不幸を通して思ったみたい!とても素敵な活動だね!
岡江久美子のプロフィール・SNS
引用元:朝日新聞
プロフィール
- 名前:岡江 久美子(おかえ くみこ)
- 本名:大和田 久美子(おおわだ くみこ)
- 生年月日:1956年8月23日
- 年齢:享年63歳(2020年4月23日逝去)
- 出身地:東京都世田谷区
- 血液型:AB型
- 趣味:料理、読書、映画鑑賞、ピアノ
- 特技:タップダンス
- 所属事務所:スタッフ・アップ
SNS
- オフィシャルサイト URL:https://www.staff-up.net/


岡江さんは料理も上手なんだって?

実は出張で料理をするのも趣味だったみたいね!2019年6月に徹子の部屋に出演した際には出張料理が趣味だということを語っていたみたい!
愛用のスーツケースの中にはたこ焼き器などのセットがあって、それを持って友人宅を訪れ、たこ焼きを振る舞っていたみたい!