映画やドラマで俳優として活躍を続けている山口祥行さん。
元々スタントマン志望で、アクションや殺陣を極めていましたが、アルバイト感覚で始めた俳優デビュー作で、役者という職業に魅力を感じるようになりました。
その後、徐々にアクション俳優として知名度を上げていくようになり、様々な作品に呼ばれるようになりました。
また、Vシネマやヤクザモノの作品に携わることが増え、「ネオVシネマの四天王」と呼ばれるようになる頃には、強面俳優として一目置かれる存在になっていきました。
今回は山口祥行さんの若い頃を振り返り、現在の活躍に至るまでの変遷をお届けいたします!
【画像】山口祥行は若い頃イケメン!
10代(1981年~1991年)
引用元:X、松竹「クレージーボーイズ」観ました
— 🕶isobe🍩 (@ichirowta_Gs) December 2, 2021
これが…!小沢仁志さんと山口祥行さん出会いの作品…!!
いやめちゃくちゃかわいいんだが??????????#山口祥行 #畑中新 #キレタくん#クレージーボーイズ pic.twitter.com/L2rd8y059u
山口祥行さんは、1984年13歳のときに、ジャパンアクションクラブ(現ジャパンアクションエンタープライズ)の養成所に入所しています。当初はスタントマンを目指していた山口さんは、アクションや殺陣に集中し磨きをかけていました。
そして、1986年15歳の時に「十五少年漂流記~忘れられない夏休み」で主演に抜擢され、初のドラマデビューを果たします。山口祥行さんは、この時の心情を次のように語っていました。
「スタントマンになろうと思っていたので、俳優は最初、アルバイト感覚でした。オーディションに受かって、気づいたら俳優になった感じですかね。」
引用元:encount
ドラマ撮影は、1988年(当時17歳)公開の映画『クレイジーボーイズ』の後に行われたそうで、この時にアクションだけじゃなく、演じる楽しさを徐々に知っていったとお話していました。上の画像は当時のものです。少年らしさが抜けず、かわいらしい印象ですよね!
この作品が山口祥行さんの映画デビュー作となります。
この時共演していた小沢仁志さんと戦う役だった山口祥行さんは、劇中ひっぱたかれたり、ぶん投げられたりして高校の同級生達に小沢仁志さんの印象を聞かれると「すげぇこえーよ!」と報告していたそうです。
また、山口祥行さんは、1990年(当時19歳)の時に事務所の社長の勧めで一念発起して単身ニューヨークへ語学留学をしました。「分かりました。行ってきます。」と軽い気持ちで承諾し、深く考えていなかったようで、すぐにお金が底をつき、ちょくちょく事務所から借りていたのだとか。
しかし、それでも生活はままならず、結局アルバイトをしてお金を工面しなければなりませんでした。その甲斐あって英語は日常会話ができるまで上達したそうですが、留学期間わずか1年で帰国したそうです。

事務所の社長の提案で留学することになって、1年で帰国したことになるけど、山口祥行さんにとってプラスになったこはあったのかな?

お金の工面とかは大変だったと思うけど、とても貴重な経験ができたことに違いないわ!中々日本に居て、自然な英語を耳にして生活することってないから、異文化に触れられた事も含めて、役者として幅が広がったんじゃないかしら?
20代・30代(1991年~2011年)
引用元:X山口祥行【1】建設系の資格免許を多数取得した下積み時代、「東京ディズニーランドも六本木ヒルズも基礎は僕も造りました」 https://t.co/xNqyBhsl3w
— テレ朝news (@tv_asahi_news) October 29, 2024
山口祥行さんの20代~30代は主に下積み時代だったと明かしています。建築現場などでアルバイトをし、役者の仕事とは縁遠い、力仕事も行っていたそうです。驚きですよね!
玉掛け免許、アーク溶接、高所作業車運転免許、コンクリート圧送施工技士を取得し、六本木ヒルズ、東京ディズニーランド、ディズニーシー、銀座のエルメスのビル作業に携わっていたそうです。
この時山口祥行さんは、「免許がないとアルバイト現場に行けないから取りました。当時は結構いい給料もらえたんです。」とお話しされており、主な収入源は役者の仕事よりもアルバイトであったことが確認できます。
引用元:松竹ストア
山口祥行さんは、2001年(当時30歳)の時に、Vシネマやヤクザ系映画に多数出演するようになります。
「岸和田少年愚連隊カオルちゃんシリーズ」では竹内力さん演じる主人公をライバル視する役を演じていました。
山口祥行さんは、1998年(当時27歳)~2013年(当時42歳)まで竹内力さんが設立した芸能事務所「RIKIプロジェクト」に所属しており、公私共にとてもお世話になった先輩と語っていました。
「昔の会社の社長でもあり、私生活でも面倒を見てもらいました。弟的な扱いをしてくれて、よく怒られもしました。優しい方であるけれど、厳しいところもあります。事務所を離れても連絡は取り合っていて、僕が出ているドラマもチェックして、喜んでくれます」
そう当時を振り返っており、兄弟みたいな関係を築いていたことが確認できますね。
引用元:映画ナタリー
山口祥行さんは、2003年(当時32歳)の時に、「新 影の軍団」で得意の殺陣やアクションで迫力ある演技で魅せ、忍者同士の戦いにリアリティーを出していました。このシリーズでは全作品、主要キャストとして出演しています。
「新・影の軍団の時に脱臼しちゃったことがあって。千葉(真一)さんに投げられるシーンで鎖骨が上に飛び出していたんですよ。それを見て(本宮)泰風が爆笑して「やばいぞそれ、病院だぜ」とお話しされており、脱臼した事を隠したまま芝居を続けていた事も明かしていました。
芝居中、自力で脱臼を治した山口祥行さんは、「周りに迷惑をかけてはいけない」という強い思いがあり、本宮泰風さん以外誰にも気づかれることはなかったようです。正にプロ根性ですよね!

山口祥行さんは、アクションに長けた俳優みたいだけど、ケガも多かったんじゃないかな?

ケガは絶えず多かったらしいけど、たとえケガををしても撮影は続けていたらしいわ。1度、肘のかけた骨が上腕二頭筋の裏まで移動して、筋肉と癒着した事があったみたい。その時はさすがに痛みとしびれで手術したみたいよ…。でも手術した翌日には乱闘シーンを撮影していたらしいよ!
40代(2011年~2021年)
引用元:日本統一公式サイト
山口祥行さんは、2013年(当時42歳)の時に、任侠映画「日本統一」で本宮泰風さんとW主演を果たし、Vシネマ界を席巻しました。本宮泰風さんとは高校時代からの親友ということもあり、普段からとても仲が良いそうです。正に相棒ですね!
「日本統一」はシリーズ化されており、映画であったり、民放ドラマ版も放送されています。
任侠モノや裏社会を描いた作品が多い「Vシネマ」は、元々レンタルビデオやビデオを購入しないと見れないものでしたが、近年映像配信サービスの需要が高まり、若い女性からも密かに人気を集めているそうです。
また、山口祥行さん、中野英雄さん、本宮泰風さん、的場浩司さんを含めた4人が「ネオVシネマ四天王」と呼ばれるようになり、現在のVシネマで活躍するレジェンド的存在になっています。
そして、山口祥行さん43歳の時、RIKIプロジェクトから現在のトライストーン・エンタテイメントへ移籍し、更なる飛躍を遂げるようになります。
引用元:FOD
2016年(当時44歳)にはヤクザ映画「覇王」で主演を務め、翌年(当時45歳)に公開した「覇王 凶血の系譜Ⅰ」の映画で第5回ジャパンアクションアワードにてベストアクション男優・最優秀賞を受賞しています。
引用元:SPICE
この時山口祥行さんは「覇王」にアクション監督が不在だった秘話を明かしていました。監督がアクションに詳しい小沢和義さんだった為、一緒に作り上げていったそうです。
「アクション監督を使いたいんですけど、予算的になくて。朝の10時から夕方の5時までで、どうやって撮るか。とにかくカット割りのことばかり考えて……山口には死ぬ思いをしてもらいました(笑)」
引用元:SPICE
監督の小沢和義さんは撮影を振り返ってそう語るほど、決死の覚悟でやり抜いた山口祥行さんの事を称賛していました。

小沢和義さんと小沢仁志さん、どちらも任侠モノ、ヤクザモノのイメージが強いよね。

小沢仁志さんと小沢和義さんは実の兄弟で、小沢仁志さんがお兄さんらしいわよ!言われえてみれば顔が似ているような…
50代以上(2021年~)
引用元:シネマNAVI
引用元:Instagram
山口祥行さんは、2024年(当時歳)の時に、映画「ぴっぱらん!!」で崔哲浩さん、福祉誠治さんとトリプル主演を果たしました。
この時山口祥行さんは、「最高のアクション・チームが来てくれていたので、安心して演じやすい現場でした。」とお話しされており、今回監督、脚本、プロデューサーも兼ねた崔哲浩さんが、2人をオファーした事もアクションを撮る上で最重要だったと言えるでしょう。
今回、韓国語のセリフもあった山口祥行さんですが、日本語の他に韓国語も英語も話せる、トライリンガルであることも明かしていました。流暢に韓国語を話すシーンでは、元々のハングルの音源を聞くことなく臨まれたそうですよ!
引用元:chinema factory
そしてこの作品のタイトル「ぴっぱらん!!」の意味とは…気になりますよね?
実は、韓国語で「ぴっ」は「血と雨」、「ぱらん」は「風」を現すそうです。正しく百鬼の歴史を切り開こうとする、固い絆の3兄弟の代名詞として「ぴっぱらん!!(血と雨と風)」になったみたいですね。
山口祥行さんは、この作品の見どころを次のように語っています。
「極道家族のヒューマンドラマ」という部分じゃないかなと思います。正統派でもないし、家族としては成り立っていないところもあるけれど、思いだけはよその家族に負けないような家族です。見える優しさではない、見えない優しさを描いているのかなと思います。
引用元:シネマNAVI

山口祥行さんは、韓国語と英語が話せるんだよね!ぴっぱらん!!の他にも韓国語や英語を話している作品ってあるのかな??

それは、ブラックフェイスや駐在刑事SP2023、公安警察捜査官で確認できたわ!英語も韓国語もできる俳優さんて、なかなかいないんじゃないかしら?
【画像】山口祥行と嫁の馴れ初めは?本宮泰風との関係は?
山口祥行と嫁の馴れ初めは?
引用元:クランクイン
山口祥行さんは、2002年(当時31歳)頃に一般女性と結婚しているようです。名前や顔、職業等一切不明でしたが、5歳年下の女性という情報を得ることが出来ました。
奥様との馴れ初めや交際中の噂話、子供の有無等、一切報道がなかったので、奥様のプライべーを死守するためにメディアでのコメントを遮断していたのかもしれませんね。だとしたら、とても紳士でカッコイイですよね!
また、元々山口祥行さんが三池崇史監督とプライベートでも交流があったようで、三池崇史監督が手掛けたプロモーションビデオ「The Gundogs Perfect DVD plus! ~『Go!Go!伏見ジェット』プロジェクト~」のDVDに、山口祥行さん夫妻が共演しているそうです。
結婚した時に、三池崇史監督が山口祥行さんに提案した事が夫婦共演に繋がったとされています。結婚式をどのようにしようか迷っていた山口祥行さんに、「せっかくならPVに一緒に出演してみてはどうか?」と、提案したことで夫婦共演に至ったそうですよ。
山口祥行さんが伏見ジェットのPVに出演したがっていたことを知っていた三池崇史監督の粋な計らいが、最高の結婚祝いになったのですね!
引用元:読売新聞オンライン
愛犬家としても知られる山口祥行さんなので、一緒に犬の散歩をしたり、じゃれあったりして、奥様とのプライベートの時間を充実させているのかもしれませんね!

山口祥行さんの飼っている犬は3匹なのかな?

「ダンベル」「エル」「スミス」と3兄弟みたいに育てているみたい。
1番下の「スミス」は、当時一緒に撮影していた親友でもある、本宮泰風さんに「こいつに決めろ!名前はスミスな!」と何もかも決められて引き取ったという秘話も明かしていたわ。
山口祥行と本宮泰風の関係は?
引用元:テレビファンウェブ
山口祥行さんと共に「ネオVシネマ四天王」と言われる、俳優の本宮泰風さんとは、数多くの共演を果たし、仕事でもプライベートでも家族より長い時間を過ごすことがあるとお話しされていました。
お2人は、高校時代からの親友で、自他共に認める相棒でもあるようです。
引用元:youtube
上の動画を見ても分かるように、本当にリラックスしていて親友を超えた家族の1コマにも見えてしまいますね!また、山口祥行さんは「僕の葬式の喪主は、泰風にすでにお願いしている。」と冗談交じりでお話ししていました。
「日本統一」でバディとしてW主演を務めているお2人ですが、本宮泰風さんは次のように語っていました。
「正直、こんなに気を遣わない相手はいなし、演技もあうんの呼吸でできるから、リハも必要なくて。そんな息のあった演技も見てもらえたら嬉しいですね。」
引用元:文春オンライン

出会って30年以上の付き合になる本宮泰風さんと山口祥行さんだけど、食の好みも似ているの?

本宮泰風さんは甘いものも辛い物もどちらもいけるそうだけど、山口祥行さんは辛いものが全然ダメみたいよ。お子様カレーみたいな甘いカレーなら食べられるそうだけど、昔、キムチも辛いからって洗って食べてたことがあるみたいよ!
山口祥行のプロフィール・SNS
引用元:デイリースポーツ
プロフィール
- 名前:山口祥行(やまぐちよしゆき)
- 生年月日:1971年8月6日
- 年齢:53歳(2025年3月現在)
- 出身地:東京都
- 血液型:AB型
- 趣味:韓国語、アクション
- 特技:韓国語、アクション
- 所属事務所:トライストーン・エンタテイメント
SNS
- X(旧Twitter) URL:https://x.com/Yo4y69yama
今月はこれ!
— 辻裕之 (@tsuji_tsun) January 15, 2025
『日本統一66』
リリースまであと10日!!
新年一発目、今年の『統一』はかなりヤバいです。
お楽しみに!!!#日本統一 pic.twitter.com/ANoTcG2XLr
- Instagram URL:https://www.instagram.com/yamariguez/
- オフィシャルサイト URL:https://tristone.co.jp/actors/yamaguchi/


山口祥行さんはSNSでどんなことを発信しているのかな?

ご自身の事はあまり載せないみたいね。飼っている犬の事や俳優仲間、告知も載せたりしていたわ。