過去にはグラビアアイドルとして、現在は女優として活躍を続けている遊井亮子さん。
数々のドラマに、主演や助演女優として出演されました。
今回は遊井亮子さんの若い頃を振り返り、現在の活躍に至るまでの変遷をお届けいたします!
【画像】遊井亮子は若い頃美人!
幼少期・10代(1976年~1996年)
引用元:駿河屋
遊井亮子さんはお母さんの実家のある長野県で生まれ、東京都北区や葛飾区で育ち、当時女子校だった品川区の中延学園高等学校(現・朋優学院高等学校)に進学しました。
高校2年生の時、買い物に行った渋谷でスカウトされたのが芸能界入りのきっかけです。デビュー作は1994年(当時18歳)のテレビドラマ「静かなるドン」でした。
こちらのドラマは、下着会社の冴えないデザイナーであり広域暴力団「新鮮組」の3代目総長でもある主人公・近藤静也の、カタギ生活とヤクザ生活の奮闘を描いた作品です。遊井さんは7話に登場するアイドルの立木美佐を演じました。
上の画像は、グラビアアイドル時代の遊井さんです。
引用元:XTBSの「夢なら醒めないで」にて、売れっ子助演女優でドラマで活躍している遊井亮子さん。フジテレビ「白線流し」(96)に出演時の遊井さんが見ていてカッコいいと思った。 pic.twitter.com/CUSLkeUiyy
— 哲ちゃん/哲五朗親分 (@tecchan110) September 20, 2018
1995年(当時19歳)のフジテレビビジュアルクイーンに選ばれてグラビアアイドルとしても活動されていた遊井亮子さんでしたが、その後は女優業に移行していきました。
若い頃の遊井さんが出演されている有名な作品として、1996年1月(当時19歳)から放送された「白線流し」があります。
フジテレビ系列の「木曜劇場」枠で放送されたテレビドラマで、長野県松本市の架空の高校を舞台に、卒業間近の3年生達と定時制の生徒の友情や恋愛を描く内容となっています。
この作品では高校を中退し工場で働く女性・汐田茅乃を演じました。保護観察期間中の筋金入りのワルで、主人公の大河内渉に好意を抱いて恋のライバルに嫌がらせを繰り返していましたが、主要人物6人との友情に触れて改心するという役です。
「白線流し」は、第8回ザテレビジョンドラマアカデミー賞を受賞しました。

フジテレビのビジュアルクイーンって、遊井亮子さんが選ばれた1995年は他にどんなメンバーがいたのかな?

華原朋美さん、榎本加奈子さん、秋本祐希さんの3人がいたよ!
内田有紀さんや稲森いずみさんが選ばれたこともあったんだって。錚々たる顔ぶれだね。
20代(1996年~2006年)
引用元:ファミリー劇場
遊井亮子さんは、1996年10月(当時20歳)のテレビドラマ「横溝正史シリーズ・悪魔が来りて笛を吹く」に出演されました。
こちらは横溝正史さんの長編推理小説が原作となったもので、「金田一耕助シリーズ」の1つです。1977年・1992年・1996年・2007年・2018年と5回ドラマ化され、他に映画やラジオドラマや舞台にもなった人気の作品です。
岡山の農村の旧家、戦後没落した元伯爵の椿英輔が神戸の貴金属強盗殺人事件の容疑者となって失踪し、無実を信じて金田一探偵に依頼をした英輔の娘・椿美禰子を遊井亮子さんが演じました。
1996年版のストーリーは原作から大きく改変されていますが、原作の細かい設定を踏襲している部分も多く、原作設定通りの運指になっているフルート曲を実際に演奏した映像作品は本作が最初となっています。
引用元:Amazon
遊井亮子さんは、1997年(当時21歳)のNHK連続テレビ小説「甘辛しゃん」に出演されました。
神戸市灘(灘五郷)の「榊酒蔵」を舞台に、女性酒職人を目指す主人公・榊泉とその家族が描かれていて、朝ドラで初めて本格的に阪神・淡路大震災の被害について触れた作品でもあります。
遊井さんはヒロインの泉の親友・浅井まゆ子を演じました。泉の義弟と交際して別れた後に妊娠が判明し、シングルマザーとして子供を育てていましたが、その後子供の父親と再会して結婚するというお話です。
このテレビドラマは最高視聴率30%を記録する人気作となりました。
引用元:メルカリ
2001年(当時25歳)には、東海テレビ制作の昼ドラマ「レッド」で主役に抜擢されました。こちらのテレビドラマは、アメリカの小説家であるエリカ・スピンドラーさんのハーレクイン小説が原作です。
主人公の片瀬麻美は、生まれつき髪が赤いことで家族に愛されず周囲にもいじめられて育ち、自分の全てにコンプレックスを持っている少女です。いじめは兄にまで及び、兄は不良に脅されて麻美への暴行を承諾してしまいました。
暴行の際に「醜いから」と顔に紙袋を被せられたことや、兄も他の家族も味方になってくれなかったことに深く傷ついて麻美は家を飛び出します。東京でデザイナーを目指して働きながら少しずつ自尊心を取り戻し、少女から女性に自立していく姿を描いた作品です。
この作品には近年のテレビドラマにはない迫力があったとして話題になりました。
引用元:X#日曜ミステリー
— 城丸香織 (@tokyostory) May 17, 2020
テレ東 旅行作家・茶屋次郎6(再)@遊井亮子 pic.twitter.com/KnPRVGIsWz
2006年(当時29歳)の頃の遊井亮子さんは、テレビドラマ「旅行作家・茶屋次郎」に出演されていました。こちらの作品は2001年から2016年までテレビ東京・BSジャパン共同制作で放送された全13回のテレビドラマシリーズで、主演は橋爪功さんです。
商社マンだった主人公・茶屋次郎は、40歳近くになって「毎日旅していたい」と言う理由から商社を退職した旅行作家です。
週刊誌で「日本名川紀行」という各地の川を題材にした紀行文の連載を持っていますが、行く先々で事件に遭遇し、地元警察と協力して事件を解決していくというストーリーです。
遊井さんは第6作「伊豆狩野川殺人事件」に登場する高柳みさきを演じました。

遊井亮子さんが出演したNHK連続テレビ小説のタイトル「甘辛しゃん」ってどういう意味?

灘の最高の酒をたたえる言葉として使われる“しゃんとあがった秋晴れの味”という表現から来ているんだって。
30代(2006年~2016年)
引用元:hulu
遊井亮子さんは30代に入ると、CBCテレビ制作のドラマ「みこん6姉妹」に出演し、主役の6姉妹の4女・四麻子(しまこ)を演じました。
明治時代創業の老舗和菓子屋「寿や」の店主・松太郎は16年前に妻を亡くし、その後男手一つで育ててきた6姉妹は30代後半の子持ち女性から女子高生まで年齢が幅広いですが全員が未婚です。遊井さんの演じる四麻子は実業家と結婚式を挙げたことがありますが、実はその男性は既婚者だったため入籍には至らず未婚のまま、という設定です。
姉達の中にも結婚式直前に相手が事故死したり、結婚式当日に婚約破棄のような状態になったりと苦労をしてきた女性達がいますが、そんな6姉妹が幸せを掴んでいくホームコメディとなっています。
次女の二葉を演じたはしのえみさんは、こちらのドラマについてオフィシャルブログでこのように語っています。
「あの頃は、週に5日間名古屋に泊まって、朝から晩までドラマの収録!
とてもハードスケジュールでしたが、共演者同士…そして撮影スタッフさんとのチームワークが抜群で!!
疲れよりも楽しさが上回っていたので、パート1もパート2も乗り越えられた収録でした。」
引用元:はしのえみオフィシャルブログ
引用元:スポニチアネックス
2014年(当時38歳)には、NHK BSプレミアムで放送されたテレビドラマ「本棚食堂」に出演されました。主人公は人気少女漫画家・姫川ロザンナとして活動する男性2人で、締切に追われると書庫に駆け込んで現実逃避をし、小説や漫画などに登場する料理を再現するというストーリーです。
遊井亮子さんは、姫川ロザンナの担当編集者・桜田美希を演じました。2人を少女漫画家に育て上げた厳しい編集者で、2人からは「鬼」と呼ばれています。
上の画像は「本棚食堂」第1話完成試写会の時のもので、一番右が遊井さんです。主演の中村蒼さんと柄本時生さんが作中の主人公2人の関係と似ていて、お2人がふざけ合っているのを周囲が見守る、楽しい雰囲気の撮影現場だったと共演者の方々が語っています。

主人公2人にとって「鬼」の役の遊井亮子さんにも、撮影現場での楽しいエピソードがあるのかな?

柄本さんに年齢を聞かれて答えたら固まっちゃったんだって。
遊井さんは「その怒りを芝居に盛らせていただきました」と話して、笑いを誘っていたよ!
40代以上(2016年~)
引用元:tv asahi
遊井亮子さんは、2000年から続いているテレビドラマ「相棒」にも出演されています。1度目が2007年2月(当時29歳)、2度目が2019年12月(当時43歳)です。2度目の出演の時は、Season18 第10話に登場するシングルマザー・桜井里美を演じました。
主人公・杉下右京の相棒である冠城亘は、右京のデスクにスーパーの特売チラシが置いてあるのを見かけて驚き、「捜査のためにスーパーに立ち寄るのなら手伝う」と申し出ました。
それに対して言葉を濁して去って行ったことを怪しく思った亘が右京を尾行すると、小学校低学年の男の子とその母親の桜井里美と一緒に仲睦まじい様子でスーパーから出てきて、さらにその後3人が仲良く帰宅し一家団欒の時間を過ごすところを目撃して愕然とします。
そんな右京の“秘密”が金塊密輸と思いがけず結びついていく……というお話です。遊井さんは放送前にこのようにポストされていました。
もう一度出たいな〜
— 遊井亮子 (@yuuiryoko0810) December 11, 2019
出たいな〜
と思い続けて早12年。笑
来週の『相棒』に出まーす!
やったー😊
しかも右京さんの奥様役??
皆様是非です! https://t.co/FQ3wHNxMfn引用元:X
引用元:日テレ
2024年(当時47歳)には、日本テレビ系「日曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマ「ACMA:GAME アクマゲーム」に出演されました。
主人公・織田照朝は子供時代に相次いで両親を亡くした27歳男性です。両親の他界により破綻した織田グループをわずか3年で再建し、父が残した社員すべてを「家族」として愛し、会長として守っていました。
そんなある日、ゲームの勝者が要求するものを敗者からなんでも奪う「アクマゲーム」を発動する悪魔の鍵を持つ者が目の前に現れてゲームに巻き込まれてしまいます。そして、アクマゲームで政財界を操る謎の組織「グングニル」の存在を知り、その正体に迫っていくというお話です。
遊井亮子さんが演じたのは、主人公の亡き母親・織田麗華です。麗華の死は、「父親が醜い争いを生み続ける世界に殺された」と主人公が絶望し、ガイドとして争いのない新世界を創造することを決意する要因となりました。

「相棒」で遊井亮子さん演じる桜井里美達を尾行してた冠城亘は、何代目の相棒なんだろう?

4代目みたい。反町隆史さんが演じたことで話題になったよ!
遊井亮子さんが所属する”ボックスコーポレーション”には他に誰が所属してる?
引用元:ボックスコーポレーション、ボックスコーポレーション、ボックスコーポレーション
遊井亮子さんの所属するボックスコーポレーションには、タレントの坂下千里子さん、女優の中山エミリさんや俳優の森田桐矢さんなどが所属しています。
【画像】遊井亮子と旦那の馴れ初めや離婚理由は?現在の活動は?
遊井亮子と旦那の馴れ初めや離婚理由は?
引用元:デイリー新潮
引用元:ダ・ヴィンチweb
遊井亮子さんは、2020年(当時43歳)にフジテレビの「アウト×デラックススペシャル」番組内で、同番組ディレクターの浦川瞬さんとの結婚を発表されました。
最初はとあるゲーム番組の名物ADとして人気だった浦川さんをファンとしてテレビで見ていただけだったようです。その後浦川さんはADを卒業してディレクターになったため番組では見かけなくなりましたが、時が経ち、彼が担当する別の番組に遊井さんの出演が決まったのだとか。
その番組には「遊井さんの恋愛観がアウト」ということで呼ばれ、確かにオンエアでの発言は「結婚して幸せな人っていますかね」などのネガティブなものが目立っていました。周囲のお膳立てでお2人は交際に発展しましたが、「結婚はないだろう」と思っていたそうです。
そんな遊井さんに結婚を意識させたきっかけが、末期の肺がんで3年闘病しており「この3日がヤマだ」と言われていた遊井さんのお父さんです。「嘘でいいから父に『娘さんをください』ってやってほしい」と頼むと浦川さんは二つ返事で了承し、お父さんは愛娘のお婿さん登場に泣いて喜んだ3日後に亡くなりました。
そうしてお2人は実際に結婚しましたが、2023年3月(当時46歳)にXで離婚を発表しました。離婚理由は詳しくは明かされず「夫婦2人で話し合った結果」とされています。

離婚を発表した時のXユーザーの反応はどうだったのかな?

労いの言葉を多く寄せられていたけど、以前の恋愛こじらせぶりを知っていたらしき人達からは「やっぱりだめだったか」「3年は長くもったほう」という声もあったみたいだね。
遊井亮子の現在の活動は?
引用元:BS-TBS
引用元:テレ東
遊井亮子さんは、現在も多くのテレビドラマに出演されています。
上の1枚目の画像は、BS-TBSのドラマ「すぱいす。」のものです。こちらは、大人気ドラマ「孤独のグルメ」の企画者がカレーをテーマに制作したドラマです。
見た目も性格もバラバラな「訳アリ」の3人がキッチンカーでスパイスカレーを移動販売しながら各地を巡るというストーリーで、遊井さんは5話の「金目鯛の出汁カレー/静岡県伊東市」に登場し、主人公のうちの1人が昔働いていた三ツ星レストランの元料理長・七五三木花を演じました。
上の2枚目の画像は、テレ東のドラマ「今夜は…純烈」のものです。ムード歌謡コーラスグループ・「純烈」の4人が主演を務めており、様々な境遇の中でしがらみや葛藤と戦いながら生きる各話の主人公が「純烈」の生き様や歌に背中を押されて、前に突き進む勇気を持つ「純烈状態」へいざなうドラマとなっております。
遊井さんは2話の「推しに我慢しない」に登場し、「純烈」推しであることを夫に隠している主婦・長岡幸子を演じました。遊井さんはこのようにコメントしています。
「自分が傷つく事、理不尽な事を言われても反論したらもっと状況が悪くなる、面倒臭い事になると、
何も言えずに我慢している人って世の中に沢山いると思います。
今回演じさせて頂いた幸子もその内の一人。モラハラ夫に逆襲します!
何も言えずにいた幸子を変えたのは推しの存在。推し活最高!!」
引用元:テレ東
2024年には、「この世界は1ダフル」に出演されました。雑誌の名編集者・1流弁護士・人気ウエディングプランナー・脚本家など、さまざまな世界で活躍する1流たちが見聞きした“人生で1番スゴい話”、すなわち“1ダフル(ワンダフル)なエピソード”を紹介するバラエティー番組です。

他にはどんなお仕事をされているのかな?

2024年(当時48歳)の映画「はたらく細胞」で漆崎裕子役を演じたり、2020年(当時43歳)にソニー損保火災保険のCMで横田栄司さんと夫婦役を演じたり、あらゆる方面で活躍されているよ!
遊井亮子のプロフィール・SNS
引用元:ボックスコーポレーション
プロフィール
- 名前:遊井 亮子(ゆうい りょうこ)
- 本名:金井 亮子(かない りょうこ)
- 生年月日:1976年8月10日
- 年齢:48歳(2025年5月現在)
- 身長:166cm
- 出身地:東京都
- 血液型:A型
- 趣味:F1観戦・考古学・英会話
- 特技:華道
- 所属事務所:ボックスコーポレーション
SNS
- X(旧Twitter) URL:https://x.com/yuuiryoko0810
情報解禁されました!
— 遊井亮子 (@yuuiryoko0810) March 19, 2024
𝑨𝑪𝑴𝑨:𝑮𝑨𝑴𝑬(#アクマゲーム)
4月7日から始まります。
どの様に映像化されているのか私もワクワクしております✨
楽しみ😆 https://t.co/PlrRd2VuC2

遊井亮子さんは趣味がF1観戦とのことだけど、F1関連のお仕事をされたことはあるのかな?

2016年(当時40歳)10月発売の「F1 EXPRESS 特別号」で、ホンダ総責任者の長谷川祐介さんと遊井さんの対談が掲載されていたよ!